大湯温泉
秋田の大湯温泉(おおゆおんせん)は、秋田県鹿角市にある温泉です。大湯川に沿って広がり、十和田湖の南玄関口にあたる温泉地です。「いで湯の里」や「湯けむりの里」とも呼ばれ、多くの人から親しまれています。
秋田の大湯温泉の開湯は今から800年ほど前で、江戸時代には南部藩の保養温泉地として栄えていたそうです。現在は、宿泊施設が7件ほどあるほか共同浴場は4軒あり、日帰り客でも多くにぎわっています。この共同浴場は、「上の湯」「下の湯」「河原の湯」「荒瀬共同浴場」の4軒で、それぞれ源泉が異なっており、昔からあるのだとか。次第に、この共同浴場が温泉小屋となり、湯冶宿が周辺に建ち並ぶようになったそうで、多くの紀行文にも、秋田の大湯温泉についてのことが記載されています。
秋田の大湯温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物泉、アルカリ性単純温泉となっています。効能には、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病などが挙げられます。源泉は50ヶ所以上あり、泉温は49度〜74度となっています。
秋田の大湯温泉の周辺には、秋田県と青森県にまたいで存在する、紺碧の美しさが魅了してやまない十和田湖や、幅20メートル、高さ7メートルの迫力ある滝を拝める千変万化の水、人間の手がほとんど触れておらず、ブナの原生林が世界最大級の規模で分布している世界自然遺産でもある白神山地、古文書にキリストがこの村に訪れ、この地で106歳の天寿を全うした…という記述があることから話題を呼んだキリストの墓、重要文化財であり、天守閣の金のシャチホコが有名な弘前城跡、縄文時代の遺跡であり、謎が未だに解明されていないストーンサークルなどがあります。自然が多く、自然の美しさや強さを感じることができる場所や、歴史にも深く関係している地が多くあり、1日では全てを見切れないのではないかな、と思います。