杣温泉
秋田の杣温泉(そまおんせん)は、秋田県北秋田郡森吉町にある温泉です。秋田自動車道五城目ICから国道285号線、国道105号線を経て森吉方面へと向かい、県道309号線を進めていくと、秋田の杣温泉に到着します。周囲を高い山に囲まれた閑静な場所に位置する一軒宿の温泉で、「杣温泉」という旅館が、秋田の杣温泉唯一の宿となっています。あまり見慣れない「杣温泉」の「杣」という字ですが、これは林業という意味なのだそうですよ。ちなみに、杣温泉のご主人の苗字も「杣」というのだそうです。
古くからある、ひなびた温泉…という言葉がピッタリの秋田の杣温泉ですが、秋田の杣温泉には、男女別の内湯と混浴露天風呂、足湯があります。周囲を囲む樹木の中に埋もれるようにある温泉は、野趣の雰囲気があり、とても風情があります。秘湯のような雰囲気も良いですね。露天風呂は、男女混浴となっているので、入るのを躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんが、樹木がすぐ傍にあり、自然と一帯になったような開放感溢れる気持ちよさを体感することができると思います。人のいない時間を見計らうなどして(笑)、露天風呂は是非とも入って頂きたいです。
宿のすぐ傍にある、樹齢400年以上、樹高40メートルと45メートルの二本の杉の木は立派で、それだけで見惚れてしまいますねぇ。また、秋田の杣温泉では、宿泊だけでなく、立ち寄り入浴も利用できます。その際の入浴可能時間は、午前7時〜午後8時までで、入浴料は400円となっています。気軽に立ち寄れる雰囲気が嬉しいのですが、ただ、立ち寄り入浴は、冬季は休業中となっているため、事前に確認して下さいね。宿泊は冬季でも受付中です。
秋田の杣温泉の泉質は、ナトリウム-カルシウム塩化物硫酸塩泉となっています。効能には、切り傷や火傷、虚弱児童、慢性婦人病などが挙げられています。泉温は約54度、湯量は正確な量は不明ですが、かなり豊富のようです。お湯は無色透明となっています。
秋田の杣温泉の開湯は江戸時代といわれており、当時の紀行作家であった菅江真澄氏も200年前の著書で、秋田の杣温泉について触れているそうです。